令和8年度入寮式第2部式典を挙行しました
富山県学生寮(青雲寮)では4月5日、令和8年度入寮式第2部式典を行いました。式典では、公益財団法人富山県学生寮理事長 金井豊様の式辞、青雲会副会長 大野隆様の祝辞、富山県教育委員会教育長 廣島伸一様からのメッセージ、在寮生代表による歓迎の言葉、記念品贈呈、新入寮生紹介などが行われ、新入寮生の門出を関係者一同で祝いました。
理事長式辞で新生活への期待を共有
初めに、金井豊理事長様の式辞が、公益財団法人富山県学生寮事務局長職務代理者であり選考委員、北陸電力株式会社理事・東京支社長代理の髙井郁大様によって代読されました。式辞では、新入寮生を伝統ある富山県学生寮の新たな一員として迎えられることへの喜びが述べられるとともに、寮長ご夫妻をはじめとする関係者、OBの皆様、来賓の皆様への謝意が示されました。
あわせて、青雲寮は経済面だけでなく、施設、食事、健康面でも学生生活を支える環境を備えているとし、朝食をしっかり取ること、大きな声で挨拶すること、身だしなみを整えることなど、生活の基本を大切にしてほしいとの呼びかけがありました。また、約70年の歴史と1200人を超える卒業生を有する寮の中で、仲間と切磋琢磨しながら人間力を育んでほしいこと、さらに予測困難な時代だからこそ、世界や社会の出来事から主体的に学ぶ姿勢を持って学生生活を送ってほしいとの期待が語られました。
大野隆様が語った東京で学ぶ意義と寮生活の価値
続いて、青雲会副会長の大野隆様が祝辞を述べられました。大野様は、東京に出てきた学生にとって、まずこの街を知ること自体が大きな学びであるとし、政治、文化、歴史が集積する東京で得られる経験を積極的に生かしてほしいと語られました。先に行われた記念講演にも触れながら、街の見方を広げることが学生生活をより豊かなものにすると期待を寄せられました。
また、大学ではこれまでとは異なる高い水準の学びに向き合うことになるとして、「本を読み、勉強すること」の大切さを強調されました。さらに、寮で築かれる人間関係は長い年月を経ても支えとなる貴重な財産であり、県内各地の出身者が集うことで、東京だけでなく富山そのものへの理解も深められることが青雲寮の大きな魅力だと述べられました。
教育長メッセージに込められた期待
富山県教育委員会教育長 廣島伸一様からのメッセージは、公益財団法人富山県学生寮選考委員であり富山県首都圏本部副本部長の霜鳥裕一郎様が代読されました。メッセージでは、昭和30年の設立以来、およそ70年にわたり数多くの人材を輩出してきた富山県学生寮の伝統に触れながら、新入寮生が寮長や先輩方の指導のもとで一日も早く寮生活に慣れ、有意義な学生生活を送り、日本や世界を担う人材へと大きく成長してほしいとの願いが示されました。
代読後、霜鳥様からも、大学時代や寮で出会う友人は生涯にわたる財産になるとしたうえで、勉学はもとより遊びにも全力で取り組み、幅広い経験を積んでほしいとの言葉が送られました。
在寮生代表が新入寮生を歓迎
在寮生代表は歓迎の言葉の中で、青雲寮の大きな強みは、同じ富山の風土で育った仲間が集い、標準語でも富山弁でも気兼ねなく相談できる環境にあると紹介しました。また、来賓の皆様をはじめ、青雲寮で生活を送り社会の第一線で活躍されている先輩方の姿は、この寮の可能性そのものだと述べ、新入寮生に対して、寮の仲間と支え合いながら新しい生活に一歩ずつ慣れていってほしいと呼びかけました。
さらに、青雲寮で築かれる絆は学生時代だけでなく、社会に出た後も大きな支えになるとし、同じ富山というルーツを共有する仲間として、より良いコミュニティを共につくっていこうとの歓迎の思いが語られました。
記念品贈呈と新入寮生代表あいさつ
式典では、新入寮生代表への記念品贈呈も行われました。会場では温かな拍手が送られ、新入寮生の新たな門出を象徴する場面となりました。
続く代表あいさつでは、このような温かな入寮式を開いてもらったことへの感謝が述べられたほか、新しい環境への期待と不安を抱えながらも、仲間や先輩、職員の皆様に支えられながら歩んでいけると感じていることが語られました。また、寮生活は単なる生活の場ではなく、人との関わりを通じて自分自身を成長させる貴重な機会であるとして、互いを尊重し助け合いながら、一日一日を大切に過ごしたいとの決意が示されました。
さらに、規則を守り節度ある行動を心がけ、寮の一員として責任を果たしていきたいこと、学業と寮生活の双方を通じて人間的にも大きく成長し、ここで築く絆を生涯の宝にしていきたいことが述べられました。その後、新入寮生紹介、寮歌紹介の案内が続き、式典は閉式となりました。
記念撮影で新たな出発を刻む
閉式後には、来賓の皆様、新入寮生、関係者による記念写真撮影が行われました。関係者一同に見守られながら行われた今回の式典は、新入寮生にとって青雲寮での新たな生活の出発点となりました。これから始まる寮生活の中で、多くの出会いと経験を重ね、互いに切磋琢磨しながら成長していくことが期待されます。