北陸企業研究会を開催しました (北陸電力:詳細)
北陸企業研究会の前半では、北陸電力の担当者から、会社の成り立ち、電力事業の流れ、職種や働き方について詳しく説明していただきました。富山県出身でUターン就職をされたご自身の経験も交えながら、北陸の暮らしと産業を支える電力会社の役割を、学生にも分かりやすく紹介していただきました。
電気を届けるまでの流れを知る
説明ではまず、北陸電力が1951年の設立以来、北陸地域を中心に電力を届けてきた会社であることが紹介されました。電気をつくるための燃料調達から、火力・水力・原子力などによる発電、送配電、そしてお客様との契約や営業に至るまで、電力事業が多くの部門によって支えられていることを学びました。
2020年以降は、送配電部門が北陸電力送配電として分かれていること、入社後に事業内容に応じて出向という形で関わる可能性があることも説明されました。技術系と事務系、総合職とプロフェッショナル職の違いについても紹介され、学生はパンフレットを見ながら自分の専攻や志向に近い仕事を確認していました。
安定供給とカーボンニュートラルへの取り組み
北陸電力の仕事として強調されていたのが、日々の暮らしに欠かせない電気を安定して届けることです。北陸地域は雷が多い地域ですが、設備の保守やメンテナンスを重ねることで停電をできるだけ少なくし、安心して電気を使える環境を守っているという説明がありました。
発電構成では、富山をはじめとする北陸の豊かな水資源を生かした水力発電の比率が高いことも紹介されました。一方で、安定的に発電できる火力発電では二酸化炭素排出の課題があり、水素やアンモニアの活用、志賀原子力発電所の再稼働に向けた取り組みなど、カーボンニュートラルを見据えた仕事が進められていることを伺いました。
北陸で働くことと、入社後のキャリア
働く場所については、富山・石川・福井の北陸3県を中心に、事務系では東京の拠点で働く可能性もあることが紹介されました。新入社員研修は富山県内の研修センターで行われ、配属後も部門ごとの研修やメンター制度を通じて、仕事に慣れていける体制があるとのことでした。
キャリアについては、年に一度の異動希望や上司との面談を通じて、将来やってみたい仕事や働きたいエリアを伝える仕組みがあること、フレックスタイム制度や時間単位休暇、有給休暇、育児休業などを活用しながら働けることも説明されました。北陸に戻るか迷っている学生にとって、地域に貢献しながら働く具体的なイメージを持てる内容でした。
質疑応答では、会社の雰囲気や働き方にも質問
質疑応答では、「北陸電力は北電と呼ぶのか、陸電と呼ぶのか」といった身近な質問から、Uターン就職の割合、国のエネルギー政策との関係、技術系・事務系それぞれのキャリア、繁忙期や残業時間、社内クラブ、海外事業まで、幅広いテーマが取り上げられました。担当者の方には一つひとつ具体例を交えて答えていただき、参加者は制度だけでは分からない会社の空気感にも触れることができました。